双葉幼稚園の職員になったHさんは、1955年のクリスマスに受洗しました。家族中が反対する中、お母さんがこのHさんの味方をしてくれました。お母さんは、受洗するには至りませんでしたが、自宅の箪笥の上にいつも聖書と讃美歌が置かれていたそうです。
このお母さんは、実は死ぬつもりで海に入ろうとしたことがあります。お父さんが気づいて迎えに行き、無事に自宅に帰りました。お母さんは、キリストのことを家に口にしませんでしたが、この心中未遂の後、辛いときに聖書を開いていたのかもしれません。
今年で受洗から62年目のHさんは、古参の教会員で、毎週礼拝に出席されています。優しいHさんは、芯の強い人でもあります。自分もHさんのようなクリスチャンになりたいものだと思います。